レンチ

バイクを高く売るには、売る時のバイクコンディションが良いことが必要です。 日頃からしっかりとメンテナンス(整備)をすることで、バイクのコンディションは良い状態を保つことができます。

日頃からバイクを整備することで、バイクを売る時が来た時に高値で売却することが可能となります。

チェーン

バイクチェーンはエンジンパワーを後輪に伝える働きがあるので、二輪パーツの中でも最も負荷が掛かるパーツです。 消耗品なので3万km程走ったら交換をする様にしましょう。

日頃のチェーンのメンテナンス方法はバイクチェーン用のグリースを定期的にチェーンに塗布します。 チェーンの内側から注油を行い、1回転分しっかりと塗るようにします。 内側から注油することで走行時の遠心力で油分はチェーンの外側にも浸透をします。

注油を行った時は、1晩おいて余分な油分はウエスでふき取ります。 余計な油分を拭き取ることでチェーンにホコリやゴミが付いてしまうのを防ぎます。

ブレーキパッド

ブレーキはエンジンと同じくバイクにとって重要な部分です。 ブレーキの利きが悪くて想定していた場所よりオーバーランしてしまったら事故になってしまう可能性があります。

ブレーキを掛けても制動距離(停止までの距離)が長くなったなぁと感じたらブレーキパッドを交換しましょう。 パッド自体の交換はさほど難しくないので、自分で新品部品をを購入してきて交換をすることができます。

ただし、今までにブレーキパッドの交換経験が1度もない方は、オートバイショップで交換をしてもらうのが良いでしょう。 バイク屋さんで1度交換をして貰って、その時の交換の様子をじっくりと観察しておけば、次に交換する時は自分で出来るはずです。

良い状態を保つために最も重要な事

バイクの状態を長期間良い状態に保つために一番重要なことは、バイクの保管方法です。 当然のことながら、雨風や太陽光が直接当たるような所にバイクを定常的に止めておくとさほど時間を経ずにバイクのいたる所に錆びや塗装の紫外線焼けができてしまいます。

これを防ぐには、バイクは車庫などの屋内に止めることです。 最低限、屋根付きの場所に止めましょう。 どうしても屋根付きのバイク置き場を確保できない場合には、乗らない時はバイクカバーを掛けておくという方法もあります。 ただし、バイクカバーは内部に湿気がたまってしまうことがあるので、湿気がたまりにくい路面にバイクを停める必要があります。

もし、バイクに錆が出てきたら、早めにその錆は除去をしましょう。 もともと鉄鉱石は製鉄所で製錬されるまでは、酸化鉄です。 つまり、錆びた状態が自然で安定した状態という事です。 大雑把にいうと、鉄鉱石から、酸素を取り除いたのが鉄になります。 だから、鉄でできているバイクはメンテナンスをしないと徐々に錆が出てきます。 もし、バイクに錆がでてきたなら、粒子の細かいサウンドペーパーやコンパウンドで擦って、錆を落としましょう。 また、予防策として防錆剤を塗布しておくのも効果的です。 また、鉄はさびると赤くなりますが、アルミはさびると白っぽくなります。 アルミの場合は、専用のアルミ錆取りケミカル用品を購入して白錆を落とします。 基本的には、湿気の多い所ほどさびやすいので、雨があたらなくて風通しの良い所にバイクは置く様にしましょう。

長期間乗らないのならバイク屋に預かってもらうという方法もあります。 そうすれば、多少お金は掛かりますが良い状態を保ち続けることができます。

冬季のバイク保管方法

冬の間は、雪が積もるために長期間バイクに乗ることができない地域の方は、バイクをしまう前に次の事を行っておきましょう。

バイクの手入れ

バイクに乗って早くも二年半が経とうとしていますが、バイクを買ったときは自分でメンテナンスもできたらカッコいいと思っていました。 そのせいでいろいろバイクの本を買ったりしましたが結局一番参考になったのは、バイク屋さんでオイル交換などしてもらったついでに教えてもらったことだと思います。 それとバイク屋さんがやっていることを観察することも大事です。 毎回観てるうちに結構一人でもできるようになることがあります。

でも、「専門的な分野は無理して自分でやる必要ないよ」とバイク屋のお兄さんに言われました。 僕も結局できる自信はないので任せることにしてます。 定期的にメンテナンスすることは交通事故の防止になるので大切だと思います。

仮に売るバイクであっても、次の人のためにきちんと手入れをしてあげるのがライダーの義務だと思います。 しっかりと手入れをしてメンテナンスが行き届いたバイクだと、もし売却するとなった場合に高値で売却することが出来ます。 結局、メンテナンスをきちんとやるとバイクの安全性は高まるし、売却する時も高く売れるという大きなメリットを得ることが出来ます。 [追記]